情報室でfalcataの説明書を書いていた僕は、妙な音が聞こえることに気づいた。 いや。音自体はキーボードの打鍵音だから、情報室で聞こえることになんら不思議はない。 問題なのはスピードである。 土砂降りのごとく響くその打鍵音は、すでに一つ一つの音を…
その日の昼休み。 案山子さんが図書室に消え、鶏さんとI君達が恋話をはじめ、暇になった僕はfalcataの説明書のでも書くかー、と情報室に向かった。 そこで目にすることになる。 男達の熱き戦いを。
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