導入する
Papervision3D は ActionScript 用 3D ライブラリです。(Papervision3D 逆引きシリーズ)
1, ソースをダウンロードする
こちらのページよりダウンロードできます。バージョンは 1.5 と 2.0(執筆時点ではベータ) があります。今回は 2.0 を使用します。
http://code.google.com/p/papervision3d/
2, pv3d フォルダに解凍する
ダウンロードしたファイルを解凍すると src フォルダができるのでこれを pv3d フォルダに入れておきます。
pv3d は俺が適当につけた名前なので別の名前でも構いませんよー。
3, SWC ファイルを作る
ソースファイルをコンパイルして SWC ファイルを作ります。前もって SWC ファイルを作っておくと、他のスクリプトから Papervision3D を使うときにコンパイル時間を節約することができます。pv3d 下にに新しく lib フォルダを作り、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
compc --source-path ./src --include-sources ./src --output lib/pv3d.swc
4, ASDoc を作ろう…としたけど?
俺の環境ではエラーがでて作れませんでした。
Error #1090: XML parser failure: element is malformed. (エラーのロケーションは不明)XSLT エラー (javax.xml.transform.TransformerException): java.io.FileNotF oundException: C:\Users\xxxxxx\Programs\pv3d\src\..\doc\toplevel_classes.xml (指定されたファイルが見 つかりません。)
Papervision3D の ASDoc はオンラインでも参照できるのでこちらを利用することにします。
http://www.flashbookmarks.com/PV3D-GreatWhite-DOC/
5, コンパイルオプションの設定
以上で PaperVision3D を使用する前準備は終わりました。あとは PaperVision3D を使用するコードのコンパイル時に MXML に以下のオプションを指定すればOKです。
--library-path+=pv3d.swcのパス
オプション名とパスの間に「+=」をはさむことに気をつけてください。
あるいは設定ファイル xxx-config.xml に以下のように書いても同じ効果があります。
<flex-config> <compiler> <library-path append="true"> <path-element>pv3d.swcのパス</path-element> </library-path> ... </compiler> ... </flex-config>